- 参政権は、ツッコミを忘れずに。
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2009.09.11 Fridayみなさん、こんにちは。
さて、日本人のあまりの国際感覚の無さに調子をこいて、在日中国人までもが参政権を叫びだしました。
http://j.people.com.cn/94473/6751213.html
東京の西池袋公園で6日に開かれた、日曜中国語サークル(星期日漢語角)の第105回交流会で、日本初の「華人参政支援協会」の設立が発表された。同協会は日本僑報社が発起し、日本湖南人会、日中女性経営者の会など、在日華人団体が支持している。(編集NA)
(「人民網日本語版」2009年9月8日)
いやあ、なめられてますね、日本。
彼らに参政権など認めなくてはならない義理も道理もありません。
日本人は、「自分が一歩下がったら相手も下がる」と思っています。
でも、彼らはこっちが一歩下がったら、3歩踏み込んできます。
お互い利害が対立したら、見つけた隙を逃さずチャンスに変える。
中華社会ではそれは常識なのですよ。
むしろ惻隠の情を常識として、相手にまでこれを期待する日本人の方が、国際的には特殊なのです。
そう、日本人は、常に不平を言う人がいればその不平をそのまま受け入れて、同情し、解決してあげようとするのです。
その不平不満の裏づけもとりませんし、不平を申し立てる人がどういう人かも調べません。
それを調べることは、相手に疑いを持っているという敵対姿勢を示すことになりかねないからです。
しかし、今日本国内で参政権を叫んでいる中国韓国については、常に自己主張をぶつけ合って生活する中華思想がその根底にあることを忘れてはいけません。
韓国民団は、韓国内でも外国人参政権を認めているという事実を元に「相互主義」を主張して、日本での地方参政権を要求しています。
多くの日本人は、「相互主義」というこの一言を聞いただけで、「じゃあしょうがないな」、と思って、そこで脳フリーズしてしまうのですが、韓国内で参政権を認められている日本人は、2006年の数字ではたったの51人です。
この51人の選挙権をもとに、韓国の民団は「相互主義」によって永住者、特別永住者47万人以上の参政権を要求しているのです。
(この数字は民団新聞「民団と在日同胞の総計」から算出)
http://www.mindan.org/toukei.php
これは、たとえるなら、51円のキムチを47万円で買え!と言っているのと同じですよ。
あなたは、買いますか?
ちなみに、2009年韓国外交通商部発表によると、在日韓国人総数は91万2655人だそうです。
そもそも韓国はいまだに、事実無根の強烈かつお下劣な反日教育を子供にまで徹底している隣国ですので、韓国内にどんなに日本人有権者が増えたとしても、親日政治家や在韓日本人にやさしい政界候補者が立つわけがないのです。
そんなところに51人程度の在韓日本人が参政権を得ても、在韓日本人にはほとんどメリットはありません。
さらに、韓国では2012年から在外韓国人にも選挙権を与えることが公職選挙法の改正で決定しているのです。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=110451&servcode=200
これにより、外滞在期間に関係なく、永住権を所有する147万人を含む19歳以上の在外韓国人300万人余りに投票権が与えられることになって、大統領選挙(再選挙、補欠選挙含む)と国会議員比例代表選挙に投票が可能。
在外韓国人は2012年4月から総選挙日150日〜60日前に在外選挙人登録の申請をすれば、最寄りの現地公館で国会議員比例代表選挙に投票できることになっていて、日本国内の在日韓国人にも適用されます。
つまり在日韓国人は、本国の選挙に参加できるうえに、自分の都合で住み着いて国籍を持たない日本の国政にまでタッチしようとしているのです。
韓国国内での日本人有権者の実数を隠して相互主義で参政権を主張し、すでに決定している母国内での参政権確保にだんまりを通すなら、これはもう詐欺ですよ。
というかこれは本来、ギャグです。
詐欺のように感じられて笑えないのは、組織を挙げてボケ役をやってくれている民団に、日本人がツッコミを入れてあげないからですよ。
え? 在日韓国人の参政権要求が詐欺なら、中国人はどうか、ですか?
あ、もうこれは国際的に見ても、電波受信の域に達していないと理解できないギャグですから、コメントのしようがありません。
しかしこのギャグを実現しようとする政党が、我が国の与党になったという事実だけは、皆さんお忘れなく。
- データにならない現実
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2009.09.06 Sundayみなさん、こんにちは。
私はマンガはあまり読まないのですが、「エンゼルバンク」という作品をご存知ですか?
モーニングで連載しているなかなか面白いマンガです。
http://morningmanga.com/lineup/30
私はこのマンガ、勝間和代さんのプロデュースで、これまでにない視点で社会問題にスポットを当てているので、ちょっと楽しみにして見ていたのですが、先週(キャリア88/モンスター)のテーマは、外国人移民問題。
農業改革のための外国人移民受け入れについて書かれています。
外国人移民受け入れに関して、疑問を挟む「井野」という女性に、主人公の転職代理人「海老沢」が、本当に外国人が流入することによって治安は悪化しているのか、という問いかけをします。
ところが、このまんが、いつの間にか問いかけの内容が、
「本当に凶悪事件が昔と比べて増えていると思うの?」
という風に変化してくるのですよ。
そして「1960年代に比べるとここ数年の殺人犯罪は半分以下」「未成年の殺人事件となると60年代のほうがずっと多くて今の6倍」
と話がすり替えられ、さらに外国人犯罪に話が戻ると、データなしに「犯罪の全体数と比較すれば外国人による犯罪数はそんなに多くはない」「これらのことはネットで検索して犯罪白書で調べたらすぐに確認できる」 として、テレビなどの印象操作によって誤ったイメージを持つなら日本は国益を損なう結果になる、と結論しています。
私はがっかりしましたよ。
この話の展開こそが、モロに印象操作ではないですか。
☆ ☆ ☆
まず、白書などのデータによって分析するのは正しいのですが、それだけではまだまだ不完全。
たとえば犯罪白書の中には、データに反映されない事象がたくさんあるのです。
たとえば、密入国者数。
入管でさえ把握できていないのですから数字になるわけがありません。
しかし、実際のところ、5年ほど前までの中国人に関しては、不作為に職務質問をしても、密入国者のほうが正規滞在者より圧倒的に多かったのですよ。
そして、これまた白書で調べると、「年間不法滞在者検挙数」は減少していて、その数を見ると中国人より韓国人のほうが多いのです。
でもこの「不法滞在者」には「不法在留者」、つまり密入国滞在者は含まれません。
だから見えないのです。
さらに、数字にならないのが、以前もご紹介した「なりすまし」による入国者数。
http://taiyou.bandoutadanobu.com/?day=20090513
今や中国からの密入国者はほとんど姿を消し、代わりに正規入国者数がその数を伸ばしましたが、この伸びた分の多くが「なりすまし」である可能性が高いのです。
彼らは、一般正規入国者とは違って、密航者並みの渡航費用を支払って来日しているのですよ。
これだって、どんなに調べてもデータとしては抽出できないのです。
また、入管法以外を例にとるなら、一般的には外国人犯罪者数を語る場合、「来日外国人人犯罪者数」がその資料として取り上げられますが、
「在日外国人犯罪者数」はその統計さえ発表されていません。
これは、その数を国籍別に明らかにすると、明らかに問題が浮き出てしまう外国人集団があるからです。
国の未来を左右する外国人受け入れ問題のようなテーマに関しては、こういう数字にならない現実があることに注意すべきで、それを思いつきもしないなら、書かないでいただきたい。
「データを調べずに印象だけで判断すると必ず失敗する」
マンガの中ではそう結論しています。
しかし、データの数字しか見ていないなら、必ず失敗します。
でもこのマンガ、こんな強引な話の持って生き方をするのは、数字しか見ないから、だけでしょうか。
外国人受け入れに積極性を示し世論を誘導しようとしているのは、会社の経営者、企業家層と、受け入れによって利益を得ることができる層であり、移民受け入れによって害をこうむるのは、すべての労働者層、特に中流以下の貧困層です。
あまりの机上短絡思考と、あからさまな読者の印象操作に、つい書いてしまいましたが、ケンカを売っているわけではありませんよ。
本当に日本の将来を考えるなら、そして多数の本の著者としても成功している勝間和代さんのプロデュースなら、もっと多角的視点で斬ってほしかったのです。
今後の展開に期待しましょう。







