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手作り甲冑28 心を鬼にして、こだわりの籠手を・・・(T_T)

みなさん、こんにちは。

 

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沖縄の玄関口である那覇空港から沖縄県庁に至る一本道の入り口に、中国福建省の石材にヒビを入れながら、一昨年、沖縄観測史上初と言われる記録的低温とみぞれの中お披露目となった、中華の属国を示す4本爪龍柱。

 

この魔力を封じるため、国「体」を守る甲冑を手作りで制作し、沖縄の神社に奉納する「護国武人具足計画」は、おかげさまでたくさんの方々から過分なるご芳志を頂きつつ、着実に制作が進んでおります。

 

 

御協力いただきました皆様方、誠にありがとうございました。

 

 

本当は毎回お一人ひとりごとにお名前をここに大きく表記してお礼したいところですが、いろいろと危ないので、誠に略儀ながらブログにてあつく御礼申し上げます。

 

        <(_ _)>

 

さて、しばらく草摺づくりで手間取ってしまいましたが、

 

・・・今日は籠手の方も進めてまいりますね(^o^)

 

 

以前籠手はここまで作っておりましたが・・・

 

 

今日はこれに家地(布地の部分)を付けて、縁の革を縫い付けてまいります。

 

 

大河ドラマで出てくる籠手は、みんなこんな感じの、片手ずつ反対側の脇の下で結んで着用タイプなのですが

    ↓

 

 

これって動くたびに反対側の脇に紐が食い込んだり、家地部分の密着している面積が広いので、とても動きにくいのです。

 

まあ、本当の戦国時代の頃と違って、役者さん各自の体格に合わせて甲冑を一着ずつ作るわけではないので仕方ないのですが、実際はこういうのはあまり使われてはいませんでした。

 

 

(このタイプが使われていたのは、源平合戦の頃より前〜室町中期あたりかと思われます)

 

 

そこでもう6年ほど前?に作った一作目の自作甲冑の場合は、肩から両腕ひとつづきのこんな感じの家地に・・・

 

筒籠手の鎖部分を縫い付けて、

 

着用すると胸から上だけを覆う「富永指貫」というタイプを作りました。

 

着用するとこんな感じです。

 

 

 

これは現在市販されている甲冑に付属している、脇の下で結ぶさっきのタイプより、かなり自由度が高いし、動きも楽です。

 

 

このタイプの籠手、盗難予防にもなったそうです。

実は機動隊でも、よその中隊に装備備品を拝借されちゃったり、知らないうちに取り替えっこされて員数付けられちゃったりすることは、実際よくあること。

 

 

 

野盗崩れのような傭兵(いくさ買い)集団も兵力の一部としていた戦国時代なら、命を守る装備品の組織内盗難は、当然発生したことでしょう。

 

 

でもひと続きになったこのタイプの籠手は盗まれにくく、それなりに人気があったそうです。

 

 

ところが、命がけの工夫で甲冑武具が格段の進歩を遂げた戦国時代には、これよりさらに楽ちんな方法が開発されていました。

 

それは、左右の籠手を、鎧の肩部分(肩上:わたがみ)に付けた紐とコハゼで連結する、と言うものです。

 

つまり、胴の肩先から吊るすだけですので、家地が甲冑の内側に挟まれて動きにくくなることもないし、特に胴を着用して胸元がきつくなる女武者にも大人気!

 

別に女武者は関係ないのですが、相馬野馬追のかっこいいお姉様の画像が気に入りましたので(^_^;)

 

私も実際に付けてみたことがありますが、もう、超楽ちん。

籠手を付けてないかのような軽さなんですよ(^o^)

 

 

そこで今回はこれを目指し、まずは私の腕の長さに合わせて、肘から先を包める形に裏地と家地を切り出します。

 

この二枚を重ねた上に、完成した鎖篠籠手を載せて、これを細い革で縁を縫っていきます。

 

 

最初は縁を裏返しに内側にセットして、縁を縫っていき、後でこれを裏地側にひっくり返して縫い付ければ、表面に縫い目が見えることはありません。

 

 

で、肘から先はこんなふうになります(^o^)

 

 

が、私はこのあたりからどうも嫌な予感がしていたのです。

 

 

しかも、鎖に塗った合成漆が、鎖が曲がるたびにぽろりぽろりと剥がれてくるのです。

 

 

この塗料をどうやって定着させれば良いのかと考えながら、黙々と縁縫いを一周して見てみると・・・こんなふうになりました。

 

 

なんか曲がっていませんか? 

 

それに動くたびに塗料が鎖から剥がれ落ちます。

 

 

肩先から肘まではブラインドのような板札袖(いたざねのそで)をつけるつもりですので、あとでなんとかなるのですが、

 

 

・・・どうも腕が、逆に曲がっている。

 

家地の左右を間違えたわけではありません。

 

 

前回は鎖の編み方(八重鎖)や肘から先の部分の構造(筒籠手)が違うこういうタイプの籠手を作っていましたが、肘から曲がっていたのですが・・・

 

 

今回つくった籠手は、腕と手の甲は一直線のタイプ・・・。

 

 

同じように考えてコテに合わせず家地を作ってしまったため、家地の中心線(黄色)と鉄部の中心線(水色)がずれてしまったのです。

 

 

まあ、この程度なら完成形にして鎧の台に飾り付けてしまえば、誰もわからないのですが・・・

 

こんなもん、奉納できるか〜!

 

 

ぐぬぬ、酒だ!

・・・あ、そうだ、酒やめたんだよな俺、

た、炭酸だ! ウィルキンソンをもってこーい!

 

 

家地の切り出しから縁縫いまで、布部分の加工だけでもここまで約1週間ほど(全部手縫いですので時間がかかるんです)さらに籠手の鉄部も塗装からやり直しです(-_-;)

 

 

 

ごまかしモノでは、あのクソ気持ち悪い冥土印チャイナのヒビ割れ龍柱にさえ勝てぬ!

 

(アニメ「巨人の星」より)

 

奉納するにふさわしい、最高のものを目指すのだ!

 

 

 

 

・・・というわけで、今回のご報告は失敗例の見本となりましたが、皆様の御協力を得て作る奉納甲冑ですので、また回を改めて、籠手は鉄部の塗装から、きっちりとやり直してまいります!

 

 

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※ 皆様からのご協力をお待ちしております!

 

ご協力いただけた方のお名前は、胴のウラにびっちり記名して、沖縄の神社に奉納します。詳細はこちら↓

 

 

【みんなで、国体と沖縄を守る甲冑を奉納!「鋼鉄の護国武人計画」】

http://bandou.an-an.org/index.php?沖縄護国武人計画

 

よろしければご検討を!(^o^)/

JUGEMテーマ:アート・デザイン

author:坂東忠信, category:沖縄 鋼鉄の護国武人計画, 22:34
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